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at Penn
  

1969年8月9日 (Part 2)

1969.8.9 (留学2ヵ月後)

Part 1
寮、学生

Part 2(現在地)
行事、授業、ICF

Part 3
Apollo 11

Part 4
到着までの旅

     

行事

 6月23日 Registration
    26日 夏学期開始

 学期の間も結構催し物があります。

 2週間に亘ってキャンパスのあちこちで Central Pennsylvania Festival of the Artsが賑やかでしたし、毎週金曜日夜は芝生で映画会。フォークダンスの夕べやエレキにゴーゴー。秋からのフットボールに備えて、応援の準備も派手に始まります。
 ペンステートは昨シーズン2位。今シーズンにかける意気込みが違います。

 キャンパスに劇場が3つあり、毎日どこかが開演しています。この前 Collision Course という演劇を見に行ったら、Adult Only ! うれしくなりました。
 半ズボンにツッカケ・スタイルで入ったら、みんな背広にネクタイ。劇は卑猥な言葉だらけのようですが、さっぱりわからず。かといってきわどい振る舞いはなにもなく、期待はずれでした。

 なお、町 (State College) には映画館が7つあります。その2つがドライブインです。

英語と授業、その他

 まだ思った半分も英語がしゃべれないのは想像に難くないでしょう。
 この夏、英語を第2国語 (Second Language) としてとっているのが全部で7名。日本からはぼく1人。インド1人、韓国2人、ギリシャ1人、ホンジュラス1人、ベネズエラ1人。ぼく以外は全て2年またはそれ以上アメリカ在住の学生。
 だから、ぼくの会話力はダントツのビリ。しかしテキスト自体は易しいので、授業そのものは全然苦になりません。話せないのに、文法と発音はトップ。
 韓国英語、インド英語、それぞれの訛り入りの英語でにぎやかです。

 なお、ぼくのニックネームは Shig 。英語の先生が名付け親です。

 毎日1時間、Language Lab に通っています。このコースは発音の矯正やらなにやら、ためになります。それにしても、「早く英語で考えるようになりたい」。

 月、水、金は Marketing Management の授業があります。ぼく以外はアメリカ人。いまのところさっぱりわからず。「そのうち」と思って、サボるのを我慢しています。
 先生は若い教授、Prof. Povino。教壇は先生がその上に座ったり、足を乗せるものだということを教えてくれました。

 学生はタバコを吸ったり、コークを飲みながら授業を受けます。手を挙げて指名されてから質問したり答えたり。小さい頃を思い出しました。

ICF (Interversity of Christian Fellowship)

 敬虔な生活をひとつ。

 実はこのサークルに入ること、Mr. Glen Swanson に強く勧められました。
 彼は故郷新宮の宣教師です。今回、ペンステートに着く前に、2週間ほど旅行しましたが、そのうち、Denver, Sioux Falls, St. Paul は Mr. Swansonのお世話によるものでした。「多くの人と友達になれるし、英語も早く覚えられる」、彼はICFに入ることを強く勧めていました。
 そういえばこの旅行中、たまたま彼に Sioux Falls(南ダコタ州) で会うことになりました。

 (グレン・スワンソン先生については、ここをクリック

 サークルは全員で40人程度。学生と先生と町の人たち。
 木曜日、午後6時から8時半まで。ピクニックとバーベキューパーティーを交互に行っています。外国人はぼくと、イギリス人2名、アルジェリア人1人。
 あまり堅苦しく無く、賛美歌や黒人霊歌、フォークソングを歌ったりして、・・・。どうやら英語の勉強にもなりそうです。

 先日、サークル幹事の Dr. Jester (助教授、Nuclear Engineering)が夕食に招待してくれました。ぼくともう一人、ドイツから来た美人!
 奥さんも陽気ないい方で、ビフテキのフルコースをご馳走してくれました。 

 先週土曜日は特別の日で、ICFの人たちとペンステートのキャンプ場へピクニックしました。バレーやフリスビーをしたり、ランチは牛肉の照り焼き (Pacific Style) がメインディッシュ。ぼくのためにご飯も炊いてくれました。

 彼らは宗教の無理強いをしないから、和やかで愉快です。少しお上品で肩は凝るのですが。
・・・、まあ、Shig とニックネームで呼ばれて、ブロークン・イングリッシュでつきあっています。
  (ICFについては、ここをクリック

朗読:7' 30"

         

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