JRきのくに線についてひと言。 |
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名古屋から紀伊勝浦まで特急南紀≠ノ乗った。名古屋・亀山間は関西本線で、亀山から松阪、紀伊長島、熊野市、新宮を経て、紀伊勝浦までが紀勢本線(384.2`)だ。紀勢本線はさらに和歌山県を北へ、串本、田辺を経て、和歌山市駅が終点である。
今もずっと単線で、「特急」といえども無人駅で対向列車の待ち合わせがままある。1959年に全通。今年が50周年だった! その翌年正月早々、一浪のぼくがこの恩恵を受けながら名古屋経由で上京し、大学入学を果たした。前年は新宮から西へ、大阪周りだった。受験の前に疲れ果てた20時間近くの長旅とともに、忘れるはずがない。
「きのくに線」は、そのうち新宮・和歌山市駅間だ。紀伊半島の海岸沿いを鈍行は2両編成で走る。2時間おきと理解しておけばよい。
ぼくは今回那智・串本間を利用した。新宮から串本までの駅を列記すると、 |
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新宮─三輪崎─紀伊佐野─宇久井─那智
─紀伊天満─紀伊勝浦─湯川─太地─下里
─紀伊浦神─紀伊田原─古座─紀伊姫─串本 |
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15駅のうち、有人駅は5駅──新宮、紀伊勝浦、古座、串本──だけである。 |
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無人駅では、このように車内で改札する。 |
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そういえば新宮・和歌山市駅間のきのくに線は58駅だが、そのうち、紀伊勝浦のように「紀伊」の付く駅は次の14駅だった。 |
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宮原、由良、内原、田辺、新庄、
富田(とんだ)、日置(ひき)、有田、
姫、田原、浦神、勝浦、天満、佐野 |