1. 前置き、初日 5. 5日目(バスツアー)
2. 2日目(バスツアー) 6. 6日目(自由行動)
3. 3日目(バスツアー) 7. 7日目(自由行動)
4. 4日目(自由行動) 8. アラカルト
6.6日目 (6月30日、金)
自由行動

 最終前日の6月30日(金)。
 夜中、かなり雨が降った模様。6時ベッドを離れたときも、まだ降っている。
 二人とも空腹を感じない。リンゴ半分ずつ、アンパン4分の1ずつ、ヨーグルトも残りを半分ずつ。朝食はこれで十分だ。

 まだ見残したくない社寺は数あるが、中でも銀閣寺と平安神宮。本日は自由行動の焦点をこの2つに絞った。
 遠いほうの銀閣寺を先に訪れることにし、9時過ぎ傘さしてホテルを出発。すぐ近くで銀閣寺経由の路線バスに乗る。
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銀閣寺
 この3月、哲学の道を歩いて、その終点近くでこの寺の入口まで来た証拠写真がある。

 ゆとりの拝観時間は考えられず、門をくぐって木々に覆われた近景を眺めただけで断念した。
 今回はぜひと、定期観光バスの案内書で真っ先に「午後の半日、龍安寺・銀閣寺」コースを選定。が、残念ながらこのコース6月は休止なのだ。
 そんなことで本日にあいなった。

 銀閣寺、正式には東山(とうざん)慈照寺(じしょうじ)。ウィキペディアの紹介を引用する。

 慈照寺(通称、銀閣寺)は、京都府京都市左京区にある、臨済宗相国寺派の禅寺。建立は文明14年(1482)、室町幕府8代将軍足利義政公による。相国寺の境外塔頭である。室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園を有する。
 鹿苑寺の舎利殿(金閣)を模して造営した楼閣建築である観音殿は銀閣、観音殿を含めた寺院全体は銀閣寺として知られる。銀閣は、金閣、飛雲閣(西本願寺境内)とあわせて京の三閣と呼ばれる。
 山号は東山。開基(創立者)は足利義政、開山は夢窓疎石とされている。夢窓疎石は実際には当寺創建より1世紀ほど前の人物(故人)であり、このような例を勧請開山という。

 建立した八代将軍足利義政公は、祖父である三代将軍義満公の鹿苑寺(北山殿金閣)にならい、隠遁生活を過ごすため、山荘東山殿(いわゆる銀閣寺)を造営。死後に禅寺となり、義政の法号にちなみ慈照寺と称する。
 とここまでは案内書によるが、全体といい、西の銀閣(観音殿)、東の東求堂、銀沙灘(ぎんしゃだん)、向月台、そして大きく広がる錦鏡池(きんきょうち)。それらを見渡せる高台に上って、しばらく絶景に見ほれた。
 残念ながら今回、銀閣にもその他のお堂にも入れなかったので、再度の訪問を期す。

銀閣寺、その他の写真

緋鯉飼ふ庭見るための花頭窓
Emiko
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法然院
 法然上人ゆかりの寺院。鎌倉初期、上人が弟子と「六時礼讃」(昼夜6回阿弥陀仏を礼拝)をした草庵に由来する。
 茅葺の山門は風情あり。谷崎潤一郎の墓所や椿の庭でも有名。
 本格的に雨も降っており、妻は山門で一休み。
 見物客は一人もなく、本堂も閉まっており、ただ一周するにとどめた。
 哲学の道の近くでもあり、法然上人の立像が安置されている本堂、方丈の襖絵(狩野光信作)、そして名水といわれる「善気水」、……またの機会があれば。

法然院、その他の写真

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平安神宮
 法然院近くの通りがかりで地の人に平安神宮前で下車できるバスを訊くと、「バス停はすぐそこ」とのこと。待つことなくバスは来た。
 神宮の前で降り、境内に入ってすぐのレストランで昼食を済ます。さて、……。
 明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念して創建された総社で、遷都を行った桓武(かんむ)天皇と平安京最後の天皇・孝明天皇を祀る。朱塗りの応天門や大極殿は壮麗で、敷地には4つの日本庭園がある。
 平安神宮にはぼく自身の思い入れがある。後の建築の巨人・伊東忠太が東京帝大在学中にこの平安神宮の建築に深く関わったからだ。

 JTBの案内書にもこうある。「平安神宮、設計は工学博士の伊東忠太があたり、当初は大極殿を中心に12の堂が並ぶ朝堂院を再建するはずだったが、……」。
 伊東忠太関連は最終第8章で詳述する。

 当初の計画が日清戦争等で縮小されたにしては、大鳥居をくぐると、境内の壮大なスケールに圧倒される。そして丹塗りという朱色の建物の数々。誰かが平安絵巻と言っていたが、まさに。4つの池や白砂、庭園も優美を極めていた。
 大極殿を中心にして、右に蒼龍楼、左に白虎楼。寺院で言えば、釈迦如来の両脇に文殊菩薩と普賢菩薩、どこやらのお堂が浮かんだ。

平安神宮、その他の写真

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