【またかのお関】 三遊亭圓生(六代目)
気があれば目も口ほどにものを言う
【松引き】
下馬札(げばふだ)を桂馬と読んだ将棋好き
死は一旦にして易く生は万代にして得がたし
【万金丹】
悟りなば坊主になるな魚食え、地獄に行きて鬼に負けるな
【三井の大黒】
商売は濡れ手で粟の一つかみ(神)、守らせ給え二つ神だち
【妾馬】 三遊亭圓生(六代目)
女氏なくして玉の輿に乗り、野郎意気地(いくじ)なくして飴やおこしを売る
【妾馬】三遊亭金馬(三代目)
蔦桂からみつくからどうなとしゃんせ、きらばきらんせ根は切れぬ
【妾馬】 古今亭志ん生(五代目)
この酒を止めちゃいやだよ酔わしておくれまさか素面じゃ言われない
好きな酒をば飲むなじゃないかまだそのくせが止まぬのか
だれと根岸の里越えて日暮らし過ぎて王子行き
そめるも??のいろごとく浮き名を流す滝の名
【目黒のさんま】 三遊亭金馬(三代目)
カタカナのトの字に一の引きようで、上になったり下になったり
世の中は「中」がいい。「中」という字は口を書いて上下へ棒が抜けてます。
だから上下へ口がきける。
【もう半分】 古今亭志ん生(五代目)
一杯にして、人酒を飲み、二杯にして、酒酒を飲み、三杯にして、酒人を飲む
万年も生きようと思う亀五郎、たった十両で首がスッポン
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