2016年11月24日(木)、この旅最終の3日目。
ふる里三輪崎での墓参をすませ、浦安のわが家へ帰る途次にある。空路利用のため、今夜は白浜空港近くに泊まる。
帰宅は明日夕方になるだろう。
14時18分、新宮駅発新大阪行き、特急くろしお26号の車中にいる。窓外に展開する熊野灘は穏やかに見送ってくれている。降車駅の紀伊白浜着は16時9分の予定。この2時間近くを利用して、旅の3日間を振り返ることにした。
帰郷は何年ぶりか。備忘録代わりのわがホームページでは、前回は2009年、7年前の5月。「フリープラン・ホテル浦島6連泊」というツアーを利用したのだった。
以来ずい分ご無沙汰したものだ。父母に顔向けならぬ長男。代わりを務めてくれている弟夫婦に感謝この上ない。
故郷は和歌山県新宮市三輪崎。南紀熊野、紀伊半島の南端で太平洋熊野灘に面し、三重県との県境にある。
弟は教職を終えたあとも、地域社会の仕事で忙しい。昨年3月まで三輪崎区長を務め、現在も何かと頼られているようだ。
さて、ふる里は千葉県浦安市からかなり遠い。東海道新幹線を名古屋でローカル線に乗り継いで、最終三輪崎までおよそ10時間。これが常識的な経路だが、他にこれまで利用したことのない往復手段はないか。
弟夫婦の都合を確かめ、旅行誌をひも解いた結果、今回初めて空路に頼ることにした。つまり、
11月22日
(火) |
羽田空港 (JAL215) → 南紀白浜空港
(泊:ハーヴェスト南紀田辺) |
23日
(水) |
JR田辺駅 (きのくに線) → 新宮駅 (特急くろしお)
墓参り、弟夫婦と語らい
(泊:弟宅) |
24日
(木) |
新宮駅 (きのくに線) → 田辺駅または白浜駅 (特急くろしお)
(泊:未定) |
25日
(金) |
南紀白浜空港 (JAL214) → 羽田空港
→ 帰宅 |
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