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 6月末からほぼ10日間にわたって九州、四国、関西、…… 西日本一帯を襲い続けた観測史上最大の豪雨。土砂崩れ、川の氾濫、集落の水没、何百人もの孤立、……、やっと治まりかけた7月8日現在、メディアによって異なるが、死者70人以上、安否不明60人以上。
 連日各地の惨状が放映される中、遡ってその4日前、新潟駅を起点に、東北地方4日間のバス旅行が始まった。

 2018年7月4日(水)。こちら千葉県浦安市は曇り空。6時半、自宅を出る。
 午前8時24分、上越新幹線「Maxとき307号」で東京駅を出発。仲間総勢31名。

 

 10時28分、新潟駅着。トイレ付きの大型バスが待機していた。

 以降、各所の観光を大量の写真で再現する。ほとんどの写真は、出発数日前に購入したカメラ、「Canon Power Shot SX530HS」による。この旅、このカメラのテストを兼ねたのだった。

7月4日(水)
1.笹川流れ遊覧
 新潟県村上市にあり、「笹川」はこの付近の旧地名で、「流れ」は潮の流れ、とか。もちろん日本海側。
 いまにも降り出しそうなどんよりの曇り空。
 遊覧船の後部デッキで、島めぐりを楽しんだ。
 全長11キロメートルを40分で遊覧した。
 その間海岸沿いに、眼鏡岩、びょうぶ岩、ニタリ岩、恐竜岩、蓬莱山などの奇岩奇勝を眺めたはずだ。いまさら特定できないが。
 途中からカモメ(やウミネコ)が群れ集ってきて、遊覧船を追いかける。船員のアドバイスで客たちが放り投げるパンくずまがいを巧みに空中や海面で受け取ったり、直接客の手からほうばったり、……。
 これまでもどこやらかしこで見慣れた光景だが、いまさらの如く驚喜させられた。

笹川流れ、その他の写真

2.弁天島、厳島神社
 笹川流れからバスで30分ほど、入り江の出っ張りが弁天島で、そこに小さな厳島神社。
弁天島、厳島神社、その他の写真
 初日の宿は、山形県鶴岡市のあつみ温泉、「高見屋別邸・久遠」。
 4時前に着いて、ゆったり温泉に浸かり、夕食はこんな具合。

 本日のバス走行距離:130km。距離はさほどないが、デコボコ道やカーブ多し。車に弱い妻は薬でどうやら無事。

朗読  5:11
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