ホテルを出たところで、期待を込めて西を見る。この高原にして異常といえる暑い天気のせいだろうか、時間的にダメなのか、雄姿の全貌が拝めるはずの浅間山は、中腹から上が厚い雲に覆われていた。
キャベツ草原の奥に広い運動公園があり、子どもたちがサッカーの練習に励んでいる。あぜ道をランニングしている姿も見える。そよ風が心地よい。
電線に群れ集って止まったり、周囲を目まぐるしく飛び回っているイワツバメについては三日目で述べる。
夕食は3階レストラン「メルベイユ」にて、和・洋・中華のバイキング。ぼくも妻もいささか食べ過ぎ。プラス、ぼくは飲み過ぎ。明日の節制を誓い合った。
食後はほろ酔い気分でプラネタリウムを楽しむ。おかげで外に出忘れ、満天の星を見損なった。