妻が友だちから東武日光までの鉄道往復乗車券を2枚いただいた。
二人とも日光は知らないわけではない。最近でも、妻はその友だち達と二度訪れたようだし、ぼくはこの5月浦安の国際交流団体の一員として見物した。
しかし「日光を見ずして結構というなかれ」という諺もある。確かに5月はそんな気分にもなったから、往復乗車券を活用させていただいて、ぼくにとっては「本年再度」ということになった。 |
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日帰り? 東照宮とその周辺だけの見物なら十分に可能だが、折角だから一泊しようよ、ということにした。 |
宿? ピンからキリまであるようだ。トラピックスの冊子をめくり、中禅寺湖界隈の散策も視野に入れて、この際と、妻の反対を押し切ってピンのホテルを予約した。中禅寺金谷ホテル。 |
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一日目は快晴だったが、二日目は宿を出ると本格的な雨になった。
初日の日光中心部と、二日目の中禅寺湖界隈の二部構成で写真を列挙する。 |
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一日目(12月2日) 日光中心部 |
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神橋 |
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日光二荒山神社 |
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家光廟大猷院 |
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日光東照宮 |
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日光山輪王寺 |
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その他の写真 |
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「東照公遺訓」というのがある。徳川家康の処世訓だが、後世の人がまとめたものとの説が有力だそうだ。内容に感服したので、帰ってから、半藤一利氏の著書の助けを借りた。
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人の一生は重き荷物を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常とおもえば不足なし。こころに欲おこらば、困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもえ、勝つことばかり知って、まけることを知らざれば、害その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。
人はただ身のほどを知れ草の葉の露も重きは落つるものかは |
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「名言で楽しむ日本史」(半藤一利、平凡社) |
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