平成11年(1999)6月8日(火)

 今日はいい日だった。
 如水会の大先輩にお会いできたのだ。一ツ橋の如水会館で3時間以上もお付き合いいただいた。
 
 Yogo様。凛々しく、背が高く、ソフトな語り口、にこやかな笑顔。
「君と20は違うことになるね」
 だれも信じられないが、これは事実として、真骨頂は内なる情熱である。

 いま、病める日本を憂えるお気持ちは真剣である。抽象的に文句を言っているのではない。

@ 本来こうあるはずだった、なぜこんなになってしまったのか、の解析。
A ではどのようにすべきか?国際社会での日本の役割は?
 
 JFN等、可能な機会を掴まえては舌鋒筆法鋭く行動されている。
 ぼくは不得手だが、先輩はディベートを買って出る。問題提起してアンチテーゼを快く受け入れる。議論が発展していくことによって、
「ぼくの考え方も広がり、奥も深まるんだよ」
 と喜ぶ。 

 海外生活10余年。
 当然外国の友人多く、お付き合いを謳歌された。その話になると笑顔がこぼれる。素晴らしい思い出が溢れているようだ。

 日本よりも、アメリカかドミニカの生活の方がお似合いになったのではないか。ぼく自身、いまでも「アメリカに住みたかった」気持ちが強いから(脳梗塞で挫折)、余計なことを考えてしまった。

 先輩は「ホームページを作る」と言った。
 ぜひユニークなものを見せてほしい。お手伝いできれば、とも思う。

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