『12月クラブ』の中村達夫先輩がコンサートに誘ってくれた。NPO日中芸術文化振興協会の主催で、「バレンタイン・チャリティコンサート」。夫婦で出席した。(2003年2月21日)

 JR蒲田駅から3分、大田区民ホールの「アプリコ小ホール」にて。夜7時開演、9時半過ぎ終了。定員300人は満席だった。
 入るとき招待券を見せたら、
「前の3列が招待席です」
 最前列中央で、生演奏を楽しむことになった。
 
 珍しいコンサートである。前半クラシック、後半ジャズ。この組み合わせ、ぼくには初めてだ。前半傾聴・後半リラックスのミスマッチがバレンタインのオブラートに包まれて、いい気分にさせてくれた。
 妻はジャズが気に入ったようだが、ぼくはやはりクラシックのピアノソロだ。
 平澤匡朗(まさあき)氏が、明快な解説を交えて、7時から1時間以上にわたって熱演、酔わせてくれた。技巧は申すまでもないが、心のこもった丁寧な演奏がずしんと胸に響いた。
 とくに、
ベートーヴェンの「月光」、ヨハン・シュトラウス(シュルツ・エヴラー編曲)の「美しく青きドナウによるアラベスク」 

 中村達夫氏は長く日中友好に尽力されており、今回主催のNPO理事長・劉純実氏は、氏と大学同期・囁(しょう)光g氏の娘婿という。いろいろつながりがあるものだ。
 囁氏の論文は、「雑記帳第23話、クリスマスの夜」末尾に掲載してある。

 

小話集第16話「バレンタイン・コンサート」 おわり
2003.02.21
朗読(02:57) on
 
<第15話 小話集表紙へ 第17話>
メール